就活で企業研究が無意味なワケ
就職活動に困っている方必見です。
今回は、就職活動を有利に運んでいくために、学生の内にやっておくべきことを教えちゃいます。
質問です。皆さんは何だと思いますか?ちゃんと考えてくださいね。
企業研究?
自己分析?
適性検査の対策?
業界研究?
これらはテクニックの話であって、就職活動の本質はそう言ったことではないです。
今回私が伝えたいのは、ズバリ、自分の「フィルター」を持つことです。
そもそも、就職活動ってシンプルに考えると、仕事を選ぶということですよね。
みんなは、何かを選ぶ時はどうしますか?例えば服を買うときはどうしますか?
イノタクは、服を買った後に後悔をしたくないので、イノタクが服を選ぶ場合は次のようになります。
- 欲しい服、必用な服は何色のどんな種類の服なのか考える。
- 予算を決める。
- 欲しい服、必要な服が決まったらショップを見る。
- 先に考えた服に合う服があるか比較する。
という流れになります。
皆さんは、どんな流れになりましたか?
ショップをまず見て、欲しいと思った瞬間に購入しますか?見た瞬間に衝動的に買ってしまっていませんか?
そういう時って、家に帰ってから後悔することが多くないですか??
着るとき無いや、とか、買った服に合わせる服がなかったとか、金欠になってしまったとか(笑)
これって、就職活動にも当てはまることだとイノタクは思います。
就職活動も服を選ぶのも、どちらも何かを選ぶという意味では一緒です。
何の基準もなくウィンドウショッピングのように仕事を選んで、良い結果になると思いますか???
直感がすべて悪いとはいいませんんが、ここで直感に頼っても良くない結果になりそうですよね。
だから、自分のフィルターを持つことが大事なのです。そしてよく感が会えることが大切なのです。
就職活動でうまくいかないなーと思っている人は、このフィルターが無いことが多いんです。
または、フィルターを持っていても粗すぎるんです。もっと細かいフィルターを見つけないと就活では何の役にも立ちません。
このフィルターが粗い人は良くこんな発言をします。
- 社風はどんな社風ですか?
自分で感じ取ればいいと思う。聞いたらなっとくするんかな? - やりがいってありますか?
やりがいって自分で見出すものじゃない?個人の価値観じゃん。 - 成長できますか?
逆に、成長できない仕事って何? - 社会の役に立ちたい!
役に立たない仕事って何?強盗とかですか?
私もこのような質問を企業に対してしていましたが、今となっては恥ずかしい限りです。こんな質問して、何がわかるんでしょうか?就職先を選ぶ上で、意味がない質問なのに。
でも、ほとんどの学生さんはこの本質に気付いていないことが多いんです。なぜなら、就活セミナーなどで、企業研究しましょう。自己分析をしっかりしましょう。って教えられているからです。
だから、学生は、企業の情報を集めることに必死になっているんです。これが企業研究が無意味なワケです。
すべての情報が無意味というわけではなく、的外れな情報を集めていることが無味なんです。
それに気が付いた皆さんは一歩リードですね。
フィルターの見つけ方
それでは、就活で一番大切なフィルターの見つけ方を教えますね。
誰でも簡単に見つけることができます。それは「働く」ことです。
シンプルなんです。
学生の内なら、アルバイトをすることによってフィルター見つけるのに役に立つと思います。
誰だって、少し働けばはっきりと見えるようになります。
特に、就職に失敗したとき、一番はっきりします。
よくある失敗例は、勉強好きだからという理由で研究者を目指すパターンです。
私の知人にも、同じような理由で研究者を目指した人がいますが、「やっぱりこの仕事は違った」と進路を変更した人がいます。
その人が言うには、「狭い分野を深く掘り下げることより、幅広く様々なことに触れられる仕事が好きだと分かった」というのです。
他にも、「一人で考え込むより、みんなでワイワイ話している方が合っている」とか言っている人もいました。
ちなみにイノタクは、
「お客様の顔が見えるかどうか」というフィルターがとても大切です。
恥ずかしい話、私、アルバイト経験がないのです。初めて働いたのは就職したときです。
建設業の会社なのですが、通信販売のような仕事もやっていました。そこの会社通販の部門に配属したのです。
入社する前は、建設業の会社だから、「現場でバリバリ働きたいです」って言って就職活動を乗り切ったのですが、幸か不幸か通販の部門に配属です。通販なので、お客様とは面と向かっては話しません。電話、メール、FAXでのやり取りです。これがすごく楽だったんです。
でも、数年後、工事現場作業の部署に配属されてから地獄ですよ。
現場で、作業しているおじちゃんたちに、若い人が良くわからないのに、支持を出さないといけないのだから。
しかも、言うこと聞いてくれないし。口が悪いし。発注者とも色ろな打ち合わせを面と向かってしないといけないし。あいさつ回りとかもしないといけないしで。
ここで初めて、人と面と向かって話すのが仕事だとダメなんだと気づきました。
今は、また元の通販の部署に戻っているので、心はとても穏やかです。
という具合に、失敗すると、フィルターが見えてくるんです。
だから、「学生の内にアルバイトを経験をしておくと良い」とよく言われるのです。
アレは、学生の内にいろんな仕事を経験して、失敗して、自分のフィルターを見つけなさいということなんです。
イノタクはとても後悔しています。大学生の時にアルバイト経験がないから。大学生のころの僕は、アルバイトとは学費というお金(数百万)で買った時間を、時給800円という価値で売っていると思えて、どうしてもやる気が出なかったんですよね。でも働いてみてわかったんです。時給以外に得るものがあると。
自分のフィルターを探すんだ!!!と目的意識をもってアルバイトをするのであれば全然やるべきであると思います。
これがお小遣い稼ぎが目的になってしまうと本末転倒ですが。
ちょっと失敗したからって、くよくよすることなく、違う仕事をすればいいと思います。
働く場所って意外と気づいていないだけで、たくさんあります。
是非、学生の内に「働く」という経験をしてください。
アルバイトしようか迷っている学生さんも、ぜひ、働いてみて自分のフィルターを見つけてみてください。